サンバの練習

サンバの練習をこの3週間程前から行っている。どうやったら上手くなれるかを一生懸命考える。まあ近道はないのだろうが。俺はいまブラジルにいる。ブラジルにいるからにはその国のカルチャーに少しでも染まりたい。僕は昔からダンスが好きだった。ダンスしてると心が楽しくなる。samba no pe というジャンルのダンスを動画で見た時、俺がやりたいのはこれだ!ってなった。ただコネが無い。誰一人。自分で探していくしかない。自分から勇気をもって上手い人に話しかけていくしかない。そうすることでしか道は開かれない。小さい頃誰かに教えてもらった気がする。「いいか、自分の道は自分で切り開くんだ」この言葉が何度も頭をよぎる。限られた時間の中でどこまで上手くなれるか挑戦したい。ファッションセンスも磨かないといけない。日本から持ってきたアメカジの服装じゃあダメだ。日本じゃあ絶対に本場のサンバは学べない。だからこそこっちで本気で学ぶ。この目で見て感じて、このブラジルに染まっていきたいと思う。

 

住みたいと思う場所

2023年3月下旬俺は日本を出た。「広い世界を見たい!」「日本がどこか合わない」と感じて出てきた。ラテンの国に行きたいと思って中南米を旅しようと思った。日本に帰る予定はなく気に入った国があったら住むつもりで来た。コスタリカ、メキシコと旅してきた。気に入る場所を探しにコスタリカでは国中の街を周った。だけどどこに行ってもピンとくる街はなかった。メキシコに渡りメキシコも旅した。サーフィンがしたかったからプエルトエスコンディードという街に行ったがこの場所もどうもピンとこなかった。唯一オアハカという街が自分にとって気に入った街であったが、住もうという気にはなれなかった。貯金は100万で来たからどうしようかと考えてた。焦りもメキシコにいるときから少しあった。国選びも真剣に考えた。コスタリカやメキシコで沢山のバックパッカーに出会ったから他の中南米諸国に行ってきた沢山の人に話を聞くことができた。話を聞く中でやはり中米より南米が楽しかった!という人が圧倒的に多かった。それをきっかけに「南米に行こう」ってなった。南米の中でどの国に行こうか考えた。僕は寒い場所が苦手だから、チリ、アルゼンチンは外れた。時期的に冬だったから。(夏の時期ならいいが...)。海が好きだからコロンビア、外れる。(カリブ海側に行けばあるのだが)。ベネゼエラは治安の面から外れる。となるとエクアドルかペルーかブラジルとなる。そうなったらもう確実に「ブラジルでしょ!!」ってなった。その選んだブラジルにはまり、「ブラジルで生活していきたい!」となった。
自分の好きな場所を見つけるのは本当に大変なことだと思う。なかなか見つかるもんじゃない。大事なのは自分が何が好きで、何が嫌なのか把握することだと思う。それを見つけるのには相当な時間がかかると思う。僕自身相当考えた。考えに考えてやっと見つけた。これからこの地で頑張っていこうと思う。

感じたこと

昨日はショッピングに行ってきた。ブラジルのナイキショップとアディダスショップに行ってきた。おいてある商品は確かに日本と少し違った。こっちではサッカーが国技であり、サッカーユニフォームを私服で着ているのが当たり前の国だから、サッカーのユニフォームが沢山店内に並んでいる。それが日本との違いかなと感じた。ファッションセンスも国によって全然違うのが面白い。日本じゃオーバーサイズで着るのが流行りだがブラジルは違う。ジャストサイズで着るのが流行っている。筋トレがブームであり、男性も女性も鍛えている人が多い。国によって全然違う。そう感じたそんな1日だった。

昨日の出来事

昨日はビーチ沿いのバーに飲みに行った。サンバの音楽が生ライブで演奏されていた。

最初は外から見ていただけなのだが、サンバのステップを踏むと色んな人が話しかけてきてくれて、その中の1人のおばちゃんが中に誘ってくれた。ポルトガル語は一切分からないのだが、今はGoogle翻訳という便利なサービスがある。Google翻訳を使って会話を楽しんだ。生演奏のサンバは本当に楽しかった。盛り上がってその場で踊ったりしていた。人に見られているとか関係ない。楽しいから踊る。そのバイブスにいつも刺激をもらう毎日だ。ライブが終わった後、1人の演奏者に話しかけた。またこれが偶然だったのだが話しかけた人が東京でもサンバの活動をしている人で、その人に今度tantanという楽器の授業してもらえることになった。そんな偶然があるのだろうか。これも行動したからこそ巡り合える偶然なのかもしれない。それにしてもおばちゃんはノリノリだった。大阪のおばちゃんみたい。ちょっと大阪を思い出したそんな気分だった。

 

ホステルでの出会い

バックパッカーにとって、ホステル選びは重要である。どのホステルに泊まるかで、出会いも変わるしどういう旅やどういう生活になるかも変わってくる。僕は大体Googlemapで評価が良い所を選ぶようにしている。今回はブラジルで出会った人々との交流について感じたことを書こうと思う。ブラジルは国土がとても広い。だからホステルで出会う人も他の地域から旅行でブラジルに来ている人と出会うことが多い。そこで沢山の人と出会う。僕が感じたブラジル人の人は皆とても気さくでいい人が多かった。みんなフレンドリー。ポルトガル語が分からない自分でも話しかけてくれたりしてくれる。日本との違いは何かなと考えると、日本人よりも自分の事が好きな人が多いと思う。日本人ももちろん自分の事が好きな人が多いと思うが、ブラジル人のほうが相対的に多い気がする。みんな自撮りが大好き。自分を可愛く見せたり、かっこよく見せたりするのが好きな人が多い。あとはパーティー好きな人が多い。夜強い人が多く、クラブに行ったりする人が多い印象。僕自身が若い人との交流が多いからだと思うが、クラブやダンスが好きな人が多いと思う。とにかくwelcomeな人が多い。少なからずそう思った。

ブラジル文化と日本文化の違い

ブラジルに来て、約3週間がたとうとしている。大都市でありながら、近くにビーチや山があるリオデジャネイロはとても住みやすい街だと思う。ブラジル有数の観光都リオデジャネイロで感じたことを今回は書こうと思う。なんと言っても文化の違いに圧倒される。街では至る所で音楽がありふれている。しかもサンバ、パゴージ、ボサノヴァなどブラジル発祥の音楽が常に流れている。これほどグローバル化が進みネットが普及している時代、沢山の国がアメリカナイズされている気がする。日本もそう。コスタリカもそうだった。メキシコも少なからず、そうだった。けど僕が見たブラジルは違った。案の定国技と言われるサッカーに対しての国民の熱は半端じゃない。日本とは比べ物にならないと感じた。サンバもそう。この時代でも国民のダンス、音楽でありそれは他の中南米諸国にはない、ブラジル唯一の文化。それがとてつもなく熱い。こっちでは国民がブラジル代表のサッカーユニフォームを私服として着ているのも普通のことだし、至る所にブラジル国旗が掲げられている。国民の自国に対する愛国心が強い。わが母国日本はどうだろうか。私服で日本代表のユニフォームなんか着てたら恥ずかしくてたまらない。アメカジやユーロカジュアルばかり着ている人がほとんど。和服を日常で着ている人なんかほとんどいないだろう。ブラジルは平気で自分が応援しているチームのユニフォームを私服で着ている。それがブラジルだと普通な事なのだ。誰も他人の服装を気になんかしてない。自分が着たい服を着ている。それが良い。日本のように周りを気にしなきゃいけない変な圧力はない。そんなブラジルに心惹かれる毎日です。

 

サンバ発祥の地

サンバ発祥の地、ブラジル。その発祥といわれる場所に行きました。その場所の名前は「Pedro do sal」リオデジャネイロセントロ地区にその場所がある。毎週月曜日が一番盛り上がる「月曜日って(笑)(笑)」その場所はサンバの生演奏やブラジリアンファンキーろいう音楽が毎晩のように行われている。
初めて行ったときはめちゃくちゃ緊張した。周辺はあまり治安も良いとはされない場所である。慣れない場所だし、基本的にアジア人は見ない。そんな中でも仲良くなったブラジル人の人たちと一緒にその場を楽しく過ごせた。色んな人種の人たちがいるブラジルだからこそ、赤の他人である私でも受け入れてくれた気がする。メキシコ、コスタリカも人は優しい人が多かったが、ここまで寛容に受け入れてくれたのはブラジルが初めてだったと思う。特に黒人は白人から差別されてきたにもかかわらず、この場所は白人の人も沢山いて、それを受け入れている黒人の人の心の広さに感動する。
俺もサンバを今習っています。少しでもブラジル文化に溶け込みたい。そう思う今日この頃です。